第14回年次大会[2022]

東アジア文化交渉学会・第14回年次大会 パンデミックが国際交流に及ぼした影響の歴史的検討とコロナ越えへの展望を考える

  • [日 時]    2022年5月8~9日または5月15~16日
  • [会 場]   啓明大学校城西キャンパス東泉館(韓国・大邱広域市達西区達句伐大路1095)及びオンライン分科会 ※防疫当局の方針により会議の日程及び方式が変更の可能性あり。
  • [大会案内PDF]  日本語 英語 中国語 (簡体字) 韓国語 にてご覧頂けます

2021年のCOVID-19感染拡大によるパンデミック宣言後の世界は、かつて経験したことのない国際交流の断絶が進行している。今日の若い世代は勿論、その父母世代、そしてその祖父母世代までも経験したことがないだろう。外交・経済・文化・観光などの分野においてヒト・モノ・カネの越境を前提として行われてきた様々な交流が封鎖または制限された。国際分業の進展と賦存資源の有限性に基いた国際貿易が激減したため、貿易依存度の高い国は経済的に大打撃を受けた。経済的な打撃は政治的な不安を生み出し、政治的な葛藤と内戦の深化により難民を量産した。以前から予兆があったアンタクト(非対面)時代はもはや目前に迫り社会変化を加速化させている。これまで急激な社会変化やライフスタイルの変化を拒否あるいは抵抗していた人々は態度を一変して積極的な姿勢を見せるようになったが、不適応者は格差社会の深淵に陥ってしまう危険性がある。この国際交流の断絶が齎した時代状況こそわれわれ社会の自画像といえよう。このような時期に東アジアにおける国際交流の様相と役割を歴史的に検討し、これに基づいてCOVID-19後に展開される国際交流の在り方を展望することは大きな意味を持つ。具体的に次の2つの内容に焦点を当ててみたい。
第一に、こうした問題意識に基づき、東アジア全体を対象とした国際交流の歴史的な事例を掘り当て検討してほしい。日本、中国、韓国の東アジア三国間の交流において大なり小なり足跡を残した人物と事件を中心に整理し、その及ぼした影響と歴史的な意義を吟味してみたい。これに加えて19世紀半ば以降展開してきた東洋と西洋の接触に伴う影響が含まれてこそ、はじめて東アジアの国際交流をより正確に理解することができるだろう。
第二に、東アジアにおける国際交流の現状を検討し、COVID-19後の展開される国際交流の在り方を展望してほしい。COVID-19後の世界において、東アジアの人たちは国際交流において連続と断絶を経験するだろう。断絶が深刻になればリセットまでしなければならない場合もあるだろう。この際にこれまでの歴史的な経験を土台としてこれから如何に国際交流の在り方を定立し直す時になるであろう。東アジア文化交渉学会の第14回年次大会においては以上の統一テーマを中心として以下のような多様なテーマを準備しているので、学会会員の皆様の参加を期待する。

年次大会テーマ

パンデミックが国際交流に及ぼした影響の歴史的検討とコロナ越えへの展望を考える

分科会テーマ

1.東アジアにおける感染症(COVID19を含むパンデミック)の歴史的な事例
2.パンデミック後東アジアにおける国際交流への展望
3.知識環流の世界史
4.公衆衛生・伝染病・製薬と文化交渉
5.帝国/民族/地域の知識交渉
6.言語/文学、歴史、哲学の翻訳と知識の移動
7.芸術における文化交渉
8.社会福祉事業における文化交渉
9.地域文化と観光に見える文化交渉
10.その他東アジア文化交渉に関連する内容

会議日程

年 次 大 会 2022年5月8~9日または5月15~16日

応募日程と審査結果発表

会議形式は、基調講演、パネルセッション、個人発表、博士院生発表を予定しています。会員の皆様は上記の分科会テーマを参考にして、申請してください。参加及び発表を希望される方は、別紙申請書と発表要旨(400字程度)を、2022年1月15日までに提出してください。参加・発表の申し込みは大会準備委員会にて審査され、承認された方のみ後日、正式な招聘状を発行いたします。

doc参加申請書 Word (docx)  日本語英語中国語(簡体字)韓国語

参加費用

未定

参加・発表申請先:大会準備委員 ( sciea2022@outlook.com )

東アジア文化交渉学会第14回年次大会準備委員会

主 任 金 明洙 (評議員 啓明大学校 国際地域学部 准教授)
副主任 李 炳魯 (啓明大学校 人文国際学大学長)
金 楨圭 (啓明大学校  国際学研究所長)
牧角悦子 (会長 二松学舎大学、文学部長)
内田慶市 (副会長 関西大学外国語学部 教授)
藤田高夫 (評議員 関西大学文学部 教授)
陶 徳民 (評議員 関西大学文学部 教授)
木村昌人 (評議員 神田外語大学 研究員)

事務局
沈 国威 (事務局長 関西大学外国語学部 教授)